スカーレットピンパーネル(2008年・星組)

懸賞 2017年 03月 26日 懸賞

この文章を書きながら…2008年星組のスカピン新公を見ています。
紅ゆずるさんの終演後のご挨拶での『ほんとうに』100連発。
とっても可愛くて可笑しいのだけど、伝わる物が大きくて涙も貰ってしまいます。
今現在、彼女はトップスターと言う大きな羽を背負って同じスカピンの
パーシーことパーシヴァル・ブレイクニーを演じています。
この記事を書いている時点で、まだ見ていないので…心が躍ります。早く見たい!

さて、紅さんというと…ヅカデビュー間もない私には
お顔と名前がかろうじて一致するレベルのスターさんでした。
(宙組の組子覚えるので必死なので)
ご贔屓さんを心を決めた時から、彼女の出発点である
星組の上級生だった紅すぐるさんは私にとって外せない存在にのちになるのですが…

まず、彼女のお話をするにあたって外せないのが伝説のパーシーの存在です。
2008年の安蘭けいさんのスカーレットピンパーネルです。

ああ…以下、長くなります。好きすぎて。
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もう感動!感激!安蘭さんの歌声に演技に完全にとりこになってしまい、
何度も何度も拝見しました。うまく言葉に表せないけど…
それまでに見た作品の中でも1番心に残った大好きな作品です(まだ少ないけど)。
私、宝塚歌劇にはまるまではK-POPしか聞いていなかったのですが、
久しぶりに日本語の歌で勇気もらった気がします。
(現在、車の中でヘビロテ中)

【パーシー】
パーシーと言う人物…罪なきフランスの貴族たちを革命政府から救い出し、
イギリスに逃亡させる手助けをしている謎の義賊的なヒーローという設定。
フランス革命で王政が廃絶されたものの、良くなるはずの暮らしはまったく良くならず、
革命政府の恐怖政治の中、民衆の怒りの矛先は残った貴族たちに向けられるという…
そりゃちがうよね、パーシー!私もあんたに共感するよ!
そんなんじゃギロチンで処刑されたマリーさんたちは浮かばれないよ~(;;)
それにしても、スカーレットピンパーネル!華麗な謎の紳士です。
ネーミングセンスも良いよね。(紅はこべ)素敵。

さて、ひょうひょうとしている彼ですが、仲間だったサン・シール侯爵の処刑は
愛した女性マグリットが密告したことによるものということを知り、
彼女への疑心が生まれてしまいます。
自分のことのように知っているはずの彼女のはずなのに…
ハラハラドキドキの展開です。

幸せなはずの初夜にまさかの花嫁拒絶の刑!
パーシー…気持ちはわかるけどさぁ。
マグリットめっちゃ可哀想…しゃーないけどね。

派手派手なクジャクのような姿に身を隠す華麗なるヒーローは
女よりも男同士でつるむタイプ。モテ男の典型だね。(そうか?)
頭脳明晰、剣術も大したものみたいだから文武両道で遊び人で
お洒落で金持ち…ヲイヲイ!嫌いじゃないタイプです。
ここらへん、韓流好きにはどはまりする設定です。

キャラクターもさることながら、安蘭けいさんの神演技と歌!
正直、ビジュアル的にはTHE男役イケメンスターではないと思うんです。
とってもお綺麗なのですが…だけど、そんなのまったくどうでも良い。
彼女がパーシーそのもの!と思えたからです。
私のパーシーは安蘭さん!と基準になっている方も多いはず。

素晴らしかったなぁ。
2008年、私何で宝塚歌劇を知らんかったんやろ。
過去を悔やんでも仕方ありません。
先輩に出会え、このスカピンのBDを貸して頂けたこと、
それも出会い。素晴らしい出会いに感謝です。

そんなこんなで凄すぎた安蘭けいさんのスカピン。
それゆえに、新公の時も、今回の新星組のトップとしての
パーシー役は紅さんにとって重圧だったのではと思いを馳せます。

しあさって見に行く新星組のスカピン。
先に観劇した主人の感想はとても良かったので期待しています。


【ショーブラン】
革命政府の公安委員の元カレ?ショーブランと元革命の同志でもあり、
女優だったマグリットの過去。
そこ、もっと知りたいわ~と下世話な妄想をする私。
ショーブラン、柚希礼音様。もう言うことなしのスターさんです。
声が素敵。ショーブランが完全に憑依していると思いました。
個人的にはあのロミオだった柚希さん?違うよね?あはは、人違い!なレベル!
それにしても…路地裏のドブを見て育ったなんて(++)
フランス革命時代の路地裏はひどかっただろうなぁ。
彼もまた革命の犠牲者の一人なのよね。うんうん。

しかも、以前は革命に参加していた同士で元カノのつもりだったマグリットから、
「は?彼女とかじゃないし!やめてよ!」と彼との仲を全否定!
そりゃ、革命政府のギロチン三昧見てたら女は引きますよ。ばかねぇ。

柚希さんの声が好きなので、『鷹のように』『君はどこに』は
本当に素敵です~!シングルしか持っていないので『君はどこに』だけ
ですが、車の中でこちらもヘビロテ。

私の中で、まだショーブランは柚希さんなのですが、
今回の新星組の礼真琴さんの演技と歌を少し映像で見ることが出来て
楽しみすぎて吐きそうな私がいます。
まだまだヅカ初心者の私。ノーチェックのスターさんがゴロゴロ。
お名前と顔を覚えるだけで白髪になりそうです。

結局、ショーブランはパーシーにしてやられるわけですが、
その後の彼が小さな幸せを掴んだことを願ってやみません。


【マグリット】
遠野あすかさんのマグリット・サン・ジェスト。
花組時代には何度もエトワールを務めていたそうな。ほほう。
歌声に心がふわふわと引き寄せられます。
安蘭けいさんの相手役として、本当にピッタリの娘役さんだと思います。
やっぱり、安蘭さんの歌唱力に見合う相手役ですからね…

ジワジワきました。遠野さんのマグリット。
最初はパーシーだけにしか目がいかなかったけども、
ジワジワとマグリットに魅せられていきました。
貴族のお姫様ではない、元革命家であり女優という設定。
裏社会も色々知っとる姐さんなんやなぁと…
そんな少し陰のある花嫁、マグリットを公演されていたと
私は感じました!

せやけどな、やっと人生の花道あるけるはずの結婚生活に
初日から陰りが見えるなんて…まじ可哀想。
『あなたを見つめると』切ないです。
そんな彼女の苦悩と、パーシーの苦悩、2つの苦悩が
報われた瞬間のパーシーの『目の前の君』、号泣物です。

この2008年のスカピン日本初公演。
滝のように流れる安蘭さんの汗で本当に本当に大変さを知ることができ、
ラストのシーンで遠野さんがマグリットとして夫のパーシーの、
トップ娘役としてトップスター安蘭けいさんの汗を拭くシーンが
感動の上塗り!もう、涙で前が見えないよ(TT)
マグリットもパーシーもおめでとう!


大好きすぎて長くなりました。
永遠に書けそうなのが怖い。

この2008年のスカピンは、私の愛する麗しの君も
可愛いロケットや、後ろでゴニョゴニョ出演していて、
そこをお目当てに何度も見ました。ぐふ♪

スカピン、愛してやまない作品になりました。






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by ino-_-c | 2017-03-26 01:41 | BD・DVD鑑賞

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